探偵と聞くと、最寄りの高速インターそばに立っている大きな看板を反射的に思い出します。
それは「女性だけの探偵社」というキャッチコピーが書かれた看板です。
ぴしっとしたダークカラーのスーツに身を包んだ女性たちが数人横一列に並び、その後方には社のものなのでしょうか、ヘリコプターがあったりして「え、最近の探偵社って自家用ヘリを持ってるのか。すごいな」とこの看板を見るたびに感心してしまうのです。
現代の探偵はもっぱら依頼主から託されたパートナーの浮気調査や、結婚前に相手の身辺調査をしたりといったものが中心なんだろうなぁと想像します。
一方こちらは架空の存在ですが、実在の人物と言ってもいい程存在感のある探偵がイギリスにはいます。
その探偵の特徴は「パイプ、ディアストーカー(鹿打ち帽)、インバネス(マント型のコート)」を身につけた、長身で目の鋭い紳士であること。
そして彼の「相棒」の特徴は「口ひげ、医者らしい落ち着いた風采、」。
この二人がコンビを組んで数々の難事件を解決する物語は、聖書に次ぐぐらい広く世界中で読まれていると聞いたことがあります。
私はイギリスが大好きなのですが、その理由の一つはこの天才型探偵が大好きだったことでした。
とても架空の人物とは思えない彼の活躍を書いた本は、今でもたくさん手元に持っています。
現代の探偵と物語の探偵。
探偵はいつの時代にもニーズがある職業なんですね。