化粧品や薬、家電などでOEMという言葉をよく聞きます。
これは大手のメーカーの商品をどこかの企業が代わりに作るというものです。
これは、発注する側のメーカーにとっては新製品をつくるときにそのための製造ラインや開発をしなくても済むというメリットがあり、作る側の企業にとっては名前は自分の社名は出ないけれども大手のメーカーの名前で売ることが出来るので数をさばくことが出来る、売り上げが上がるといったメリットがあります。
もちろん、大手メーカーの開発力は落ちますし、作る企業側としては自社ブランドを育てることは出来ません。
けれども、今、それで成功して地方の町工場から世界的な技術を持つ会社に成長しているというケースがいくつかあります。
関西で自社ブランドの製薬会社からOEM専門の受注メーカーになった万協製薬などはそのいい例です。
経済とは競争ですが、競争とは違い共存で生き抜くための方法こそがこれからの日本経済には必要な知恵のように思われます。